2015年9月7日(月)/それから、君を考える(小松)
コンタクトレンズ乾きすぎ問題。
昔から私、とても目が悪いんです。裸眼だと0.02くらいしかありません。
なのですが、小さい頃からかけているはずのメガネがあまりにも似合わない為、仕事をする時や人前に出る時などはコンタクトレンズを使っています。
しかも、無駄に(?)目の健康状態やら手入れの煩雑さを懸念して、ワンデー使い捨ての。
ところで、液晶画面がお友達の私は予想通りのドライアイなので、コンタクトレンズもドライアイ向けのちょっとお高い奴を使っております。
安いア○ュビューやメ○リストだったら1箱2000円くらいのところを、私の使ってるコンタクトは1箱およそ3000円。
両眼だと2箱使うので、1ヶ月分でおよそ1.5倍くらい余計にお金払ってる。
にも関わらず、最近コンタクトが乾くのです。
今日も昼過ぎくらいからずーっとコンタクトが乾いて目が大変でした…
帰宅してコンタクト外したら、うるおいゼロになっててビックリしました。こんなの目に入れてたら、そりゃお疲れにもなりますよ…。
それに伴い、目薬を差す回数もガンガン増えております。
余りにも目が悪いのでレーシックも考えたのですが、流石にレーシック難民の話を聞くと二の足を踏んでしまいます。
しかしコンタクトも辛いし、かといってメガネは論外だし…
悩みはつきませぬ。
ほげー!めっちゃ!切ない!!胸が苦しい!!!
何となく紀伊國屋の棚の前をブラブラしてて、ちょっと気になって手に取った一冊。
買った時には気づかなかったんですが、小松先生はこれがデビュー作とのこと。
おしゃれなんだけど、書いてある帯の字が小さすぎた…ドライアイのアラサーには読めなかったよ……
表題作含め4作品収録。短編集ですね。
1本短い作品が入ってるんで、実質3.5作品くらいの感覚ですが…。
で、4作中3作が切ない系のお話。1作は、ちょっと心温まる系の軽いコメディでした。
そして、4作が4作とも、とても出来がいいんだこれが…!!
まずは、切ない系の3作品(表題作も含む)。
めっちゃ切ない。しっかり読ませる。
特に表題作。もう最初から最後まで切なくて胸が苦しくなる…。
恋愛もそうなんですけど、高校生特有の進路選択だったり、田舎に対する葛藤だったり、もう何もかもが切なくて…。
葛藤も、相手を思いやる気持ちも、身勝手な独占欲も、嘘も涙も、みんなみんな尊い…とうとい……TOUTOI………
ハッピーエンドじゃない作品もある(表題作と、ちょっと短めの2作目)ので、ラブを求める人には「アレ?」ってなるかもしれないけど、ラブって必ず成就するものじゃないので…そこがまた胸が苦しくなる程の素敵ポイントなのですが…!
あーもうこんなの月曜夜の変な時間じゃなくて、もっと然るべき時間に然るべき気持ちで読みたかった…!
そして、ちょっと温かい系の1作品。
私は何気にこれが一番好きかも。
ちょっとコメディテイストが入っていて、笑えるところはちゃんと笑えるんですが、
話自体はしっかりラブしてるしなかなかにハートを鷲掴みされるしほっこりするし、読んでてにやけてくるじゃないですかもうー!!もうー!!
もー!!私かわいい純粋ヤンキー好きって言ってるじゃないですかもー!!!!!
お前らかわいすぎかよもー!!頬赤らめてるんじゃないよもーーー!!!
もう感想が「もー」しか出てこないよもー!!!
そんなわけで、私は読んでて「もー」と「ンアー」ばかり言ってました…
もうしゅごい…お口からエクトプラズム吐きそう……吐いてもいいですか……
アーーーーーもうダメです、明日も仕事なのに今夜眠れません。ドライアイの目は明日死にます。
まあ何がスゴイって、こんなにレベル高いのにこれがデビュー作って事よな…
これは久々に超大物の逸材が出てきのでは…?
カンナはたまにこういうとんでもない秀作ぶっ込んでくる*1から目が離せない。てかよくこの作家さん見つけてきたね…
ネットで色々調べる感じ、やっぱり評価も高いし、なにより既に結構重版かかっているようなので*2売れてるんだなー、というのがわかるんですが、この出来では納得ですわ…
むしろ、発売から1ヶ月強、何で私はこんな作品を見逃してたんですかね…意味が分からないですね……
ああ…BLはたまにこういうものすごいのが出てくるからやめられない…(中毒)
ホント、この記事読んで「まだこの作品読んでない」って方、今すぐ読んで!今すぐ本屋に走ってくださいお願いします(土下座)