小林ジャス子のカバー裏

雑談、あるいは好き勝手にBLの話を垂れ流す的な

2015年10月5日(月)/それはたぶん愛しいってコト(南月ゆう)

横着をしてはいけない。(戒め)

 

私、毎朝出勤前にシャワーを浴びるんですが、その習慣に絡んで今朝の話。

今朝は、シャワーを浴びる前に、

「あー、今日帰ったらお湯に浸かってのんびり録画したアニメ見たい*1なあ」と思ってたんですよ。

ただ、同時に「家帰ってからお風呂掃除するの、ちょっとめんどくさいなぁ」とも。

 

そこで私ったら閃いてしまった。

「そうだ、シャワー浴びる前に浴槽に洗剤*2撒いて、上がる前に流せば、帰った後お風呂掃除しなくてもいいんじゃないか…?」

最近のお風呂用洗剤は、こすらず流すタイプが主流だし!

ありがとうラ○オン!!!

 

…という革新的な発想に心躍りながらお風呂場へ行き、浴槽に洗剤をぶちまけてからシャワーを浴びたのが今朝の話。

 

そして、時は流れて夕方。

帰宅途中の電車で、私は思い出す。

「そうだ、今日はお風呂に浸かりながらタブレットでアニメ見るんや…

……あれ?

そういえば今朝、浴槽に洗剤を撒いた、ような………?」

 

ええ。既にお察しかと思いますが。

お風呂用洗剤を流すのを、見事に忘れて家出ましたよね…。

 

結局、帰宅してから浴槽を洗い直す羽目に。

手間は増えるし、洗剤も無駄にする。

ズボラな事はするもんじゃないなぁ、と反省した一日なのでした……。

 

それはたぶん愛しいってコト (ディアプラス・コミックス)

それはたぶん愛しいってコト (ディアプラス・コミックス)

 

 ヒトに傲慢にされた時、自分の小ささを知りました。

 

というわけで、今日買ってきてしまった南月ゆう先生の新刊。積読もまだ消化できていないと言うのに。

南月先生の作品、かーなり久しぶりに手に取りました。BLハマリたての頃*3は、漫画に小説挿絵にと、南月先生のイラストってとてもよく拝見してた気がするんですけどね…。

 

どちらとも取れる帯で、もしかすると左側のキャラが攻めかもしれないと仄かに期待したんですが、案の定左の子が受けでしたね…。

セオリーだからね、仕方ないね。

 

私は高慢チキないけ好かないエリートリーマンが鼻っ柱へし折られて尻をグチョングチョンに犯されて喘いじゃう方が断然好きなんですけどね…

それにしたって、クズ男攻めBLがそこそこの頻度で出てくるってことは、世間はそれなりにクズ男に対して間口が開かれてるって事なのか。私にはイマイチ理解できん。

 

…と思ったところで、はたと気付かされた事があります。

これは鏡だ、ブーメランなのだ、と。

キャラクターがクズに見えるということは、それを受け入れられる度量のない私の小ささの現れだし、私自身がクズいからなのだろうと。

 

もっと心が広くて他人を受け入れられるような人間の出来た優しい人だと、こういう高慢なキャラが出てきても受け入れられるのかもしれませんが、

私は心が狭くて性格が悪いのでこういうクズエリートには嫌悪感を持つし、そこから苛立ったり、「こいつはねーわ」と見下してみたり、とかくネガティブな方向に行ってしまう。

別に、どのキャラだってクズ一辺倒というわけではないのに。

 

素晴らしいことに、南月先生はこの辺のキャラの描き込みをしっかりとなされていて、一つの作品の中でキャラクターの持つ様々な生活や言動を見ることができます。

まるで、キャラクター達が(作品の中での作り物ではなく)本当に生きていて、私たちは彼らの日常を隅から隅へと観察しているかのように。

 

にも関わらず。

私は彼らの一面しか捉えられていなかった。そして、レッテルを貼ってしまった。

これは偏に、私の心の狭さが生んでいるのだろうなぁ、と。

 

なんだか、己に対して反省しきりです。

もっと素直に、謙虚に、そして心を広く持って生きていきたいものです。

が、そう簡単に生き方を変えられるもんじゃないんだよなぁ・

 

 

…私はBLを読んで一体何を語っているんだか。

せっかくお湯を張ったお風呂が冷めてしまう前に、本日はこの辺にて閉店させて頂きます。

 

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*1:防水のXperiaタブレットを買ったから成せる荒技。実はまだやったことない

*2:お風呂の○ック

*3:およそ7〜8年前

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