2015年9月14日(月)/ましたの腐男子くん(黒岩チハヤ)
最近、あごが痛い。
理由は二つあるのですが。
まず一つは、疲れやらストレスやら。
私、ストレスを受けたり疲れたりすると無意識に歯ぎしりする悪い癖があるんですよね…
昔はそんな癖なかったのに、気がついたらめっちゃ歯ぎしりするように。
アレ、意外と歯や顎に悪いなぁ…って、結構あごが痛くなってから気付きます。
そして、もう一つが「歯並びが気になる」。
他人よりそんなに歯並びが悪い方ではないのですが*1、自分的には気になっているんです。
特に、歯ぎしりの癖が出るようになってからは特に。何だか並びが歪んできたような気がして。*2
で、歯並びを気にする余り、逆にあごに力が入ってしまって、痛みに。
これまた悪癖だなぁ…と、文字通り痛感しております。
どうにか、この悪癖を直せないものかしら…。
ここ数日はあごだけじゃなく頭痛や肩こりにもキてるので、なかなか困っております…
ゲイで腐男子って存在するの…?
と、あえて私が言いますよ、えぇ。
このブログではまだ明言してなかった(気がする)んですが、私自身が腐男子でゲイですのでな…
Twitterからお付き合い頂いてる方はとうにご承知かと思うのですが。
じゃあ、何でそんな事思うのかと言いますと。
私自身、腐的な目線で"自分自身のシチュエーションに萌える"というゲイの人を見たことがありませんで。
もちろん、ゲイで「BL好きだよ!」という方も存在するのですが、*3
「BL的シチュエーションに置かれている自分」に萌えるゲイの人って、今のところ見たことがない気がするんです。あくまで私の感覚ですが。
「BLが好きな男性」と「現実で男の人が好きな男性」という両軸は、似ている様で意外と重ならないものなのだと私は感じています。
軸が同じでないので、自分がBLの攻め/受けになってる様子に興奮するゲイも(めったに)いない、と。
一方で、「腐男子」の方は意外と現実のゲイに厳しいような印象もあります。
男女恋愛の代替…と捉えていることはないと思うのですが、どこか「現実にはこんな事ありえない」と思っていらっしゃるような。
ありえないからこそ、(読み物としては)萌えるし面白いと思われるのではないか…?なんて気がしています。
丁度「ましたの腐男子くん」でも、当て馬(?)でホモフォビアな腐男子が出てきますが、結構そういう人多いのでは?(あくまで私個人の感覚で喋ってますが)
まあそもそも私に腐男子の友達がいないんでよく知らないんですが…サンプル数が足りない。
そんなわけで、腐男子ものって「リアル」を語る度にどんどんリアルから遠くなっていくなあ…なんて思ってしまっていたり。
ま、でもそんなこと、
BL読むのにはどうでもいい事ですけどね。
そんな事考慮に入れなくても楽しめるのがBLだと思いますし。
どうでもいい事なんて捨て置いて、作品の感想に行きましょ。
そんなわけで、世間で話題っぽい(?)腐男子もの。2巻まで出ちゃったのかよ!!
とは言え、攻めちゃんが腐男子の作品ってこの作品以外に思い浮かばないので、ちょっとこのパターンは珍しいのかな?
(他の腐男子ものは、ほとんどが受けちゃん腐男子パターンだった印象)
そして、ゴリゴリのコメディ。1巻の最初5ページのセンシティブな感じの描写は何だったんだアレ。ネタ振りか。
コメディなだけあって、サクサク軽〜く読めます。そして笑えます。
黒岩先生の繊細なタッチが尚更このコメディタッチを引き立てているのも良いなー、と思いました。
私個人的には、黒岩先生の絵柄って「シリアスものっぽい」という印象を受けるんですよ。例えば先日出た「孤独な鷹は人恋しくて (Canna Comics)」とかみたいな。
絵柄だけシリアスのノリで、でもストーリーはゴリゴリのコメディなので、そのギャップが笑いにを生み出しているのではないかと。
こんなことされたら、たまりまへんなあ。(※もちろん褒めている)
キャラに関して。
私は「こいつら、もう少しお互いを気遣えよw」と思いながら読んでました。
攻めちゃんも受けちゃんも、ちょっと自分の欲望に忠実すぎなんじゃないですかね…特に攻めちゃん。危うくクソ野郎認定するとこでした。
「ちんこが見たい」とか、相手に伝える時はもう少しオブラートに包もうな?
まあでもコメディではこれくらいイロが強くないと盛り上がらないので、これはこれで良いんじゃないかな、と。
結論言うと、キャラは立ってて面白かったです。
コメディかつキャラ萌え要素強めなので、正直ストーリーは必要十分程度かな、と。
きちんと盛り上がるし、きちんとオチもつくし、良くまとまってるんですが、そこまでアピールする程とは…。無いというわけじゃないんですが。
まあ、そういうガッツリストーリーを求めて読んでる人はいないと思うので!いいんじゃないかな!私は満足ですよ!
ともかく、疲れてるときにこういう軽い一冊があると助かります。
腐の皆様におかれましては、各自「身につまされる小話」も多くて笑えるでしょうから…(もちろん私も含めて)
お疲れの時に軽く読んで軽く笑うのにちょうど良い一冊*4になっているかと思います。
なおエロシーンは2巻からしかないので、そちらをお求めのお客様におかれましては1・2巻同時購入をお勧め致します。さほどエロくないけど。
あ、あと最後にこれは言っておかねばならぬ。
腐女子のみんな!
男の人がBL売り場にいたら買い物しづらいよね!ごめんな!でも許して!
私だって、BL売り場に他の男がいたら買い物しづらいよ!
…なんかよく訳のわからぬ記事になってしもうた。寝ます。
ところでATOK、ふだんしを「不断死」と変換するのやめておくれ…死んでないから。