2015年9月13日(日)/偏屈な彼がヤンキーくんをほっとけない(淀川ゆお)
カバンを買いに、東急ハンズへ。
仕事で持ち歩く資料やパソコン等々がかなり増え、
その一方で今使ってるカバンはびっくりする程荷物が入らないので、*1
たくさん荷物を入れられる新しいカバンを買うため、久しぶりに東急ハンズへ。
ハンズで買うからには、お値段もそれなり…
と思って覚悟を決めて買いに行ったのですが、何と丁度一部商品でセールが開催されていて、その中に割と気に入るものがあり。
結果、普段使う色味のかわいい手頃なサイズのものと、ちょっと見た目はダサいけど大きくて出張でも重宝しそうなものと、2つ購入。
でも、2つ買っても13,500円で余裕で予算*2の範囲内だったので、なかなか良い買い物であった。
ところで東急ハンズと言えば、
いつになったら東急ハンズは仙台に出店するのだろうな…。
駅前に大きなロフトはありますが、都会の象徴*3こと東急ハンズは仙台市民の悲願だろうからなぁ。
私が仙台に住んでた頃*4から、出来るとか出来ないとか出来て欲しいとか、ずーっと話題に上ってましたし。
ここ数年で、仙台にもIKEAやパルコ等、都会っぽい施設が続々進出してるようですが、やはり一番の念願は、長年ずーっと言い続けてきた東急ハンズのような気がします。
一応、ハンズ側から仙台への出店が明言されている様ですが、果たしていつになることやら。
まさか、仙台より先に沖縄に出店*5するとは思ってませんでしたよ…
そういえば、仙台空港の民間運営委託を東急電鉄のグループが取ったようなので、ウルトラCで仙台空港に東急ハンズが出店、なんてことが…
いや、流石にないか。仙台空港そんなに広くないし。
偏屈な彼がヤンキーくんをほっとけない (B`s-LOVEY COMICS)
- 作者: 淀川ゆお
- 出版社/メーカー: KADOKAWA/エンターブレイン
- 発売日: 2015/09/14
- メディア: コミック
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さすがにこの作品に「エロばっかり」というのは野暮なので言いません。
ということで、先ほど買ってきた新刊。
発売日が14日になってるって事は早売りだったのかしら?気づかなかった。KADOKAWAは早売り多い、と友達から聞いたけど…。
買う前から想像ついてましたが、エロシーンてんこ盛りですね!
いまさら淀川先生の作品に「エロシーン多すぎ」って文句言うのも野暮だし、買う方だってエロシーン望んでる人が大半だろうから、そこら辺はツッコミませんよ!
今回はそこら辺以外の話で。
まず、良かったところの話。
やっぱり絵がかわいい。めっちゃかわいい。そしてどのコマ見てもキレイ。
そして、キャラクターもめっちゃ可愛い。
偏屈不器用なノッポくんとかわいいヤンキー*6のキャラ設定自体もかわいいんですが、加えてそのキャラが作品内ですごく活き活きと動いているのは、さすが淀川先生と思いました。
この方、激し目のキャラクターを活き活きと描くのがすごくお得意な印象があるのですよね私。
ホントは、エロ一辺倒なだけの作品ばかりを描かれるの、ちょっと勿体ないなぁ…と思っていたり。もっとエロに頼らずにキャラを前面に出した作品も読んでみたいなぁ。
逆に、ちょっと良くなかった点。
まず一つは、これスピンオフだったのかよ!!ってところ。
当然の如く(?)、私このスピンオフ元の作品を読んでないですし、当然中身も知らないんですよ。
↓これがスピンオフ元らしいんですが。
名前は知ってるけど読んでないなぁ。
セフレのハートの掴み方 (B`s-LOVEY COMICS)
- 作者: 淀川ゆお
- 出版社/メーカー: エンターブレイン
- 発売日: 2013/08/12
- メディア: コミック
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で、ですね。
別にスピンオフ作品でも、それ単体で楽しめるのなら全然構わないんです。
しかし。この作品の場合。
読み始めると割と最初の方で、「なぜ受けちゃんがヤンキーになったか」という説明があり、そこで「助けてくれたヤンキーに一目惚れして〜」なんて解説されていたわけなんです。
ですが、この「助けてくれたヤンキー」がなかなか出てこない。
こういう話のセオリーだと「実は攻めちゃんが元ヤンで〜」とかになりそうな所ですが、そうでもなさそう。
じゃあ、あの助けてくれたヤンキーの伏線は何だったんだ…?
と悶々としているところ(コミックス終盤)にようやく、その「受けちゃんが憧れたヤンキー」がちょっとだけ登場する。
ここで「あ、ちゃんと居たんだ…」と思ったのと同時に芽生える「こいつ何者…」。
で、更にページを進んでいくと、何だかよく分からない別作品の読み切りが収録されている。
そして、ちょっと前に突然現れた”受けちゃんのあこがれの人”がおセックスする話が始まる。
…という過程を経て察する、
「あ、これ元々”憧れの先輩”の話が元々あって、本作はそれに対するスピンオフなのかー!!」ということを。
つまり、最後まで読むまでは、これがスピンオフ作品だって気づけないんです。
なのに、大して登場しないキャラをストーリー初期からぶち込んで話を進めているものだから、
前作ご存じでないスピンオフから新規民からすると、割とどうでもいい謎を最初から与えられて作品を読み進めることになる。
要は、「前作を知らないと話を読むのに差し支えのある作品であるにも関わらず、そこら辺の帯などでのアナウンスが一切なかった」のである。
そこら辺、きちんと帯とかで教えて欲しかった…。
私みたいに表紙買いする、スピンオフ気付かない勢も結構居ると思うので、ほんと前作と話が密接に絡むスピンオフの場合は「○○のスピンオフ!」って書いて欲しいです。マジで。
で、良くなかったことの話もう一つ。
さっきのに比べるとそんなに大したことじゃないんだけど、
やっぱり何でレイプされた男を好きになるのかが、イマイチ納得いかなかった…。
別にレイプから始まる恋があってもいいとは思うんですが、せめてもう少し説得性を持たせる材料があれば…とは思いました。
ま、でもその辺はある意味「ご都合主義」とか「ご愛敬」で目をつぶれる範囲かなぁとは思いますが。
とにもかくにも。
「絵が綺麗でエロ推しの絵が可愛い作品が読みたいよー!」って方にはこの作品はピッタリでしょうし、
「前作読んだよー」という方は恐らく買って読んだらとっても楽しいと思う。
だがですね、「とりあえず新刊みたいだし買っておくかー」の方には先述の通り薦められない。
まあこの作品に限らずなんですが、
スピンオフなのに、帯や裏表紙のあらすじ等で「これはスピンオフだよー!」という事が全然書かれてない(もしくは、書かれててもめっちゃ字が小さくて目立たない)と言うことが結構あるので、
ちゃんと「この作品は○○のスピンオフです」みたいな情報を載せて欲しいなあ…と思いました。
今回の作品は、ちゃんとスピンオフだと分かって読んでいれば、変な所を意識することもなく、もっとこの作品自体を楽しめたのになぁ…
と思うと、やっぱり編集の不手際にちょっとだけイラッとするなー…。
出版社の皆さん、ぜひその辺ご配慮ください。
そういえば、昨日の日記で書いた「訴えますババア」の電話、今朝もありました…。起き抜けに何とか電話を取ったんですが、「もしもし?」の応酬だけしてとつぜんガチャ切りされました。以後は電話かかってきてません。一体何だったんだ…