2015年9月17日(木)/ジャマでも可愛い俺のわんこ(柚原あゆむ)
風邪をひいた模様。(約2ヶ月ぶり)
朝からちょっとだけ調子が悪かった本日。
とはいえ、朝の時点では特に熱発などもなく、
昼間も「うーん、今日はいつもより眠いしちょっと頭痛がするなあ」と思ってはいたのですが、
割と普通に一日を終えた…はずだった。
で、定時ちょっと過ぎに会社を出て、
あまりやる気が起きなかったのでそのまま家に直行し、
「あー、疲れた…」と思ってベッドに横たわると、何だか起き上がれない。
この辺で「あれ、もしかして…?」と思い、徐にベッドサイドの体温計を取り出す。*1
すると、案の定「37.6℃」の表示。
まあ微熱なんですが、体調変化耐性なさすぎマンにはこの程度でもつらいもので…。
速攻で買い置きの葛根湯*2キメました…。
明日働いたら5連休とはいえ、私、土日はオケコンなんだけどな…
この調子であと3日乗り切れるだろうか。
ジャマでも可愛い俺のわんこ (IDコミックス gateauコミックス)
- 作者: 柚原あゆむ
- 出版社/メーカー: 一迅社
- 発売日: 2015/09/15
- メディア: コミック
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たぶん、驚くほど表紙の印象通りなのでは…?
一冊まるまる表紙の二人の話。
大型犬わんこ×料理男子、という高校生同士のお話です。どっちがどっちかは、表紙を見れば一目瞭然ですよね?
一昔前だとこういう「ボーイズがラブしてるからボーイズラブです!」という、まさにボーイズラブな作品は多かったような気がしますが、BLの多様化が進んだ昨今では少しマイナーな部類になるかも。
悪く言えば、どこか時代を感じるという事です。(良く言えば、王道モノ)
一話一話がとても短めなので、良く言えばとてもサクサク軽快に読める。(悪く言うとストーリーの奥行きがない、という事でもあるんですが)
そして、表紙の見た目を全然裏切らないキャラとストーリー。見た目通りの「かわいい系」の話です。
全体的にキャラの可愛さで全てが乗り越えられてしまう、というかそもそも乗り越えるべきストーリーの波もない、ゆるふわ系のお話。
何も考えず脳みそ使わないで読めます。
こういう話は、キャラの可愛さを演出するための、添え物のストーリーだと私は思っているので、キャラが可愛ければそれで良し。
この漫画の8割方はカップル成立してからのイチャイチャ話なので、尚更ストーリーは添え物感。ま、そういうがっちりストーリー物を読みたいなら他を当たるんだな!!
私はこういう感じのキャラのかわいさだけで構成される作品を、密かに「ひだまりスケッチ系」と呼んでいます。*3
それが良いとか悪いとかではなく、こういう「キャラを愛でる作品」というのも一定数需要があるでしょうし、
私だって時々はこういうただただひたすらに可愛いだけの作品を読んでキャラを愛でて癒やされたい。*4
その点この作品は、逆に驚いてしまう程表紙の印象通りで、良い意味でも悪い意味でも予想は裏切られない。
強いて言えば、作品の感覚というか流れている雰囲気がほのかに一昔前感あるかな…という気はしますが、それはそれでアラサー以上のツボにハマりそうな感じもあるので、悪い事とは思いません。
とりあえず、見た目(表紙)の雰囲気が気に入れば、買っても損しないのではないでしょうか。
変な所で悪目立ちする要素もなくてキレイに纏まってますし、安心して読めるかと。
まあ、こんだけ表紙の印象通りな作品も逆に珍しいと思いましたよ私は。