小林ジャス子のカバー裏

雑談、あるいは好き勝手にBLの話を垂れ流す的な

2015年9月15日(火)/リモコン彼氏(志々藤からり)

夢の直行直帰♪

 

と浮かれてはみたものの、意外とそんなにはしゃぐものでもないな、と思いました。


板野友美 イーモバイル LTE CM「夢の直行直帰篇」 - YouTube

 

これまでいた会社ではほとんど無かった*1んですが、最近移ってきた今の会社では直行直帰が結構当たり前で、今日も外出先から直帰でした。

 

仕事が終わる前までは、

「会社に戻らなくていいから寄り道しちゃおう♡」というワクワク感と、

「社内にいる人に『お疲れ様でした』って言わなくていいのかな…」という不慣れ感でドキドキだったのですが、

いざ実際に仕事を終えると、「疲れた…定時もとうに過ぎてるし帰ろ」という気持ちにしかならないもんなんですね…。

 

結局、行こうと思ってた所には寄り道せず、

いつもの様にアニメイトに寄って新刊チェックして帰ってきましたとさ。

現実とはこういうものか…と思った私はちょっと傲慢な気がしたので、今後は少し気を引き締めながら仕事しますね。

 

 

リモコン彼氏 (GUSH COMICS)

リモコン彼氏 (GUSH COMICS)

 

童貞は世界を変える。−−小林ジャス子

 

表題作含め3作品収録の短編集です。

とは言え、ページの大半は表題作に割かれていて、作品ごとのページ配分は均等ではありませんが。3作目はだいぶ短いです。

 

で、肝心の中身ですが、表題作も含め3作とも

「童貞が妄想こじらせたみたいな作品だなーw」と思いました。特に表題作。

「妄想をプログラムしていたシステムの誤作動で青いがエロモードに」って裏表紙に書いてありますが、たぶん常人はそんな発想思いつかないですわ…

率直に申しまして、こんな「ありえない」作品、

ある意味センスがないと思いつかないなぁ…と思います。

それこそ、ヤりたいのにヤれなくて童貞こじらせてしまったイイ歳した魔法使い*2とか。

性への飢えや欲望がないと、こんな設定思いつかないわ…

 

逆に、こんな事を考えつく童貞がいたら、その人は偉大です。

いっそ、童貞の妄想が現実世界を変えてきた、私はそう思いますね…。

童貞ならではの欲求がなければ、何事も変わってこなかったのではなかろうか。

今ちょろっと「童貞 偉大」でググったら、ニーチェ「若い頃からモテてきた男の想像力は犬以下である」という名言を遺していたらしい事を知ったんですが、これなかなか真理を突いているように思いました。

正確には、モテ男の想像力が貧困なのではなく、童貞の妄想力が行き過ぎているだけなんじゃないかと思いますが…

 

そんなわけで、私には、表題作が「攻めちゃんの妄想の産物」だとしか思えなかったマジでw

同様に、他の作品も受けちゃんor攻めちゃんの妄想だとしか…

BLはファンタジーとはよく言ったものですが、こんなありえない話、ホントにありえないほどありえなくて笑ってしまいます。

 

と、さっきから「ありえない」を連発していますが、

別に「もう少し現実を見ろ」とか「全然感情入っていかねーわ」とか「童貞乙www」とか言いたいわけじゃないんです。*3

むしろ、この"ありえなさ"が凄く面白い。普通にコメディ的な意味で笑う。

正直、こんな「ありえない程こじらせた」お話が商業BLで出てくるなんて…!という驚きすらあります。

もしこの作品がコメディじゃないとしたら、ただただゴメンナサイ…になってしまうのですが、多分そんな事ないと思うので…!

ぜひ皆さん、「童貞の妄想力すげえ」って気持ちで読んでみて頂いて、そして笑ってほしい。

そして、私と同罪になろう、な?

 

なお、私自身は、友達になるなら童貞がいいけど、

恋愛するならヤリチンビッチちゃんの方が好きだなーと思う事を合わせてお伝えし、

この日記の締めくくりとさせて頂きます。

 

にほんブログ村 BL・GL・TLブログ BL漫画感想へ なお、男は皆、童貞の経験者である

*1:そもそも内勤だった時期も長かった

*2:もちろんスラング的な意味で

*3:そもそも、恐らく女性である志々藤先生に「童貞」と呼ぶ意味がわからない

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