2015年9月5日(土)/アンチプラトニック(織島ユポポ)
今週も、貴重な土曜日を棒に振ってしまった。
敗因は「簡易書留の再配達を頼んだ」こと…。
午前中に用事を済ませてからいったん帰宅してから再配達を頼んだら、当日配達の指定が「14時〜17時」しかできなくて、
それを待つためにテレビを見ながら家で時間をつぶして、
結局、というか案の定というか、再配達はギリギリ17時前にしか来なくて、その後近所のスーパーくらいしか出かけられなかった…という顛末。
特に出かけたい所もやりたい事もなかったんですが、やはり休日の午後を無駄にするのはもったいない…。
明日こそは、どこかに出かけよう。
そうそう、近所のファミマで、9月20日(日)の「THE SOUND OF TIGER&BUNNY」のチケットを受け取ってきました。
EVENT | 劇場版 TIGER & BUNNY -The Rising-
運良く千秋楽公演のS席のチケットが取れたのですが、
会場のパシフィコ横浜の場内図を見る限り「これは2階席もS席だよな…」と思っていたので、実際に受け取るまで席の情報は予断を許さない感じに思っていました。
が。
実際にフタを空けてみたら、なんと1階席の中央PAブース*1前の、めちゃくちゃいい席が取れてました。
私は昔イベントの仕事をしていて、こういうコンサートの座席の配列とかもやった事があったんですが、
「普通ここら辺は関係者席だよね」と思うような席が取れてしまっているので、もうびびりまくりです…
どうもTwitter等で情報を探る感じ、私が「流石にA席に振られるだろう」と思っていた3階席でもS席があるようなので(=つまり、S席でもだいぶ微妙な席が割り振られている可能性)、
私がこーんなど真ん中の席を取れたのは余程強運だったに違いない。
もしくは、いつの間にか私はタイバニ関係者として扱われてしまったのか…!?
はたまた、在りし日のタイバニソシャゲ*2にものすごい額をつぎ込んだ見返りが帰ってきたのかな…。
まあ何はともあれ、再来週のSOTB、楽しみだ、そして楽しみだ!!
ありがとうジュリアンパブリッシング、君を信じてよかった。
そんなわけで、先月末くらい?に出ていた新刊。
失礼ながら知らない作者さんだし、表紙に私の地雷ことメガネが居るし、なんだかお身体の関係メイン的なややエロ推しの帯がついてるし…
という事で結構買うのを悩んだんですが、
最近買ったジュリアンパブリッシングの作品(G-Lishコミックス)が立て続けに当たりを引いていたこともあり、ジュリアンの可能性に賭けて結局購入しました。
結果、当たりを引きました、ということです。
表題作含め、2作品収録。
どっちも面白かったんですが、個人的には表題作じゃない方がより好みです。
まずは表題作の話。
「気持ちより先にお身体から始まる関係」ということで、まあまあエロシーン多め。最近こういう話流行ってるのかな?結構見る気がする。
ヤリチンのチャラヒモ男(攻めちゃん)と、感情の読めないクール受けちゃんの話。
この手の作品の定番(になるのだろう)、身体だけだった所から徐々に心も掴まれていく様が、しっかりと、でも冗長にならない程度にまとめられていて、
なおかつラブシーンも満足できる程度には多めに盛り込まれてるところは、純粋にすごいと思います。
そして、お互いの気持ちが通じ合った後の攻めちゃんと受けちゃんの二人の顔がメチャクチャかわいくてな…。
もうこっから先は、口を開けばネタバレになりそうなので、もはや「読んで」としか言えない…うう……かわいい…とうとい…
んで、もう一方の話。こっちはエロなし。
ファンタジーなお話だよ!攻めちゃんがお狐様だよ!ケモミミ!フサフサのシッポ!!しかもツンデレ!!
…と、キャラは「萌え要素つっこみました!」という感じなんですが(受けちゃんも可愛い感じで描かれているので、結構萌え要素が詰まっている)、
内容はちょっぴり切なくて、でもとっても心が温まるものでした。
定番/王道と言われるかもしれませんが、
やはり、お互いがお互いに惹かれていき、そして守りたいと思うようになるというのは、見ていて読み手の気持ちが和らぎます。
先述の通り、キャラクターに「これでもか」と萌え要素を突っ込んでいるんですが、話がしっかりしていて、安易なキャラ萌えで流されていない。
その一方で、キャラの特性や感情もうまく表現されていて、「萌え要素」自体も作品中でうまく活かされて輝いている。
そんな印象を受けました。
こっちの話も、すごい良かったのでもうこれ以後は「読んで…」としか言えませぬ…。
あ、でも一個苦言を言わせて頂くと、
こーんなに古代の和風の雰囲気なのに「ボーガン」は、ない…
もっと作品の雰囲気に合うように「弓矢」とか言葉を選んで欲しかった…。
細かいと思われるかもしれませんが、作品のイメージや雰囲気を壊さない為に、こういう言葉の選び方は気を配って頂きたく。
て言うか誰か気づこうよ。
まあでもその辺の言葉選び以外は、とても良かったです。
私が偶然当たりばかり引いているだけかもしれませんが、
割とジュリアンパブリッシングの作品はどれも出来が良い印象です。
ただ、他社レーベルと比べて、
後発レーベルだし、単行本の数は圧倒的に少ないし、
表紙の装丁も地味であまり華がないし、
アニメイトや書店でも端の方に置かれててあまり販促されてる感じもないし、
正直売れてないんだろうなぁ…と、余計な心配をしてしまいます。
個人的にはジュリアンとても期待しているので、そこら辺(販促とか)も含めて今後も頑張って欲しいなあ、と思う次第。
やっぱり自分が「良い」と思ったものが売れる方が嬉しいですよー。
※一応断っておきますが、別に私はジュリアンパブリッシングからお金もらってるわけじゃないです。もしもらえるなら頂きたいけど。